マイホームを購入しようと思った時、多くの方は家についての情報を集めることでしょう。35年のローンなど、長い期間をかけてお金を払い続けていくものですから、失敗や後悔をしたくありませんよね。家について特別な知識がなくとも、建売住宅と注文住宅の違いは分かるでしょう。家についてこだわりが強い方であれば注文住宅を選ぶ傾向があります。では「輸入住宅」という言葉を聞いたり、目にしたりしたことはあるでしょうか？もしかしたら、今初めて知ったかもしれませんね。

輸入住宅は人気のある住宅スタイルのひとつです。その魅力や特徴を、建売住宅と比較し、ご紹介しましょう。

そもそも輸入住宅とは？

輸入住宅は、主に注文住宅でつくられます。輸入住宅の特徴は「輸入」と名前につくように、海外から資材を輸入し、海外の建築思想をもとに建築することです。目につく飾り部分のみならず、建物の構造体も輸入資材で作ることが一般的です。海外の資材を輸入するため、建築費用は高額になりがちですが、コストがかかることは仕方ないことと割り切ってこだわりの資材を輸入する方も少なくありません。また、資材の到着を待ってから建築を行うため工期が長引くこともあります。

建売住宅の建材は日本国内で一般的に流通しているものを用います。そのため、工期も短く、費用が安くなる傾向があります。

この部分を見ると、輸入住宅にはメリットがないかのように感じられますね。もちろん、そのようなことはありません。工期の長さや建築費用の高額さを補って余りあるメリットがあるからこそ、輸入住宅は人気を集めています。

輸入住宅の大きなメリットの1つめは、気密性と断熱性に優れている点です。欧米諸国は緯度が高い位置に都市があるため、人々は日本の都市よりも厳しい気候の中で過ごしています。そこで重要なのが、外の空気と室内の空気を断絶する気密性と、室温のムラをなくす断熱性です。気密性と断熱性が高いと結露も発生しづらいため、カビや構造体の腐食といった不愉快な現象を予防できます。

また、高い気密性と断熱性を活かす、全館空調システムも魅力的です。室内の温度を1つの空調機で適切に管理できるため、光熱費の節約にもつながります。

また、地震が多い日本に住んでいると気になるのは耐震性能です。地震が少ない海外の建築思想のもとに作られた住宅では地震に弱く、倒壊してしまうのではないかと気になるところですが、心配はご無用です。海外は確かに地震が少ないですが、代わりに激しいハリケーンがあります。激しい雨風にも耐えられるよう、海外の住宅は衝撃を軸ではなく面で受け止める構造になっています。これが地震の揺れにも耐えられる強度を生み出します。

地震や雨風といった自然現象にも耐えられる設計であり、高気密高断熱構造により構造体などへのダメージも少ないことから一般的な日本の住宅よりも長い間住み続けられる点も特徴です。

輸入住宅を建てるなら？

メリットの多い輸入住宅を建てるなら、専門のハウスメーカーに依頼する必要があります。輸入住宅は人気があるため、日本各地に対応しているメーカーがあります。特に東京・神奈川近辺にお住いの方であれば、天草産業がおすすめです。こちらが施工した住宅は大手メーカー以上、業界最高峰レベルの気密性を誇ります。さらに、独自の全館空調システムのMaHATシステムにより、1年じゅう快適な環境で過ごせます。