高気密高断熱住宅が寒暖差アレルギーを防ぐ?

バスルーム家は疲れた心と体を休め、リラックスするための場所です。心も体も健康な状態で毎日を過ごすために、家は快適な場所であることが望ましいです。しかし、家を建てる際、構造や設備についてしっかりと考えなければ快適な家にはなりません。苦痛を感じる家になってしまいます。

例えば、寒暖差が大きい家が苦痛を感じる家として挙げられます。「暑さや寒さなどなんてことない」と考える方もいるかもしれませんが、人によっては寒暖差が原因でアレルギーの症状が出ることをご存知でしょうか?

寒暖差が原因で現れるアレルギー症状には、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどがあります。花粉やホコリ、ダニが原因のアレルギー症状とは異なり、ウイルスやアレルゲンは無関係です。寒暖差をなくすことでしか治りません。寒暖差アレルギーを避けるためには、家に暑さや寒さを感じにくい構造や設備を取り入れます。

寒暖差アレルギーを防ぐには、7℃以上の温度差がある環境の行き来をなくすことが大切です。「自宅内で7℃以上の温度差ができるのか?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、夏場や冬場に外の空気が入り込みやすい住宅は、冷暖房が効いている部屋とそれ以外の部屋での温度差が大きく開きます。特に、冷暖房を設置しない廊下やトイレは、リビングと大きな温度差が生まれやすいと言われています。温度差に問題があるとは言え、リビングで冷暖房を使わないわけにいきません。家自体を温度差が少なくなるように工夫する必要があります。

理想的な高気密高断熱を実現した「パッシブハウス」

ベッドルーム家自体の温度差を少なくするためには、高気密高断熱を意識して家づくりをすることをおすすめします。屋内と屋外の熱の出入りが少ない気密性と断熱性に優れた家のことで、「高気密高断熱住宅」と呼ばれます。

ドイツが発祥の「パッシブハウス」という住宅が、高気密高断熱住宅の理想的な形です。パッシブハウスとは、少ないエネルギーで暑さや寒さの悩みとは無縁の生活を送れる住宅を指しています。気密性と断熱性の高さが特徴です。窓や壁、屋根、床などに工夫を凝らし、高気密高断熱の条件を満たすように設計されています。これにより暑い日も寒い日も、外の気温に関わらず家の中の温度は快適に保たれます。冷暖房をほとんど使用しなくても、暑さや寒さに悩まない家と言われています。

日本にも、大阪にある株式会社中川忠工務店のように、パッシブハウスの家づくりを採用しているハウスメーカーがあります。高気密高断熱を実現するための工夫を随所に施した、寒暖差が少なく、快適な生活を送れる家づくりをしています。寒暖差アレルギーの悩みも解決できるでしょう。大阪府で寒暖差が少ない高気密高断熱住宅を建てたいと考えている家庭には、中川忠工務店がおすすめです。

この他の高気密高断熱を売りにするハウスメーカーに関しても、それぞれ異なる工夫を取り入れた家づくりをしています。標準的な構造や設備などは公式ホームページで紹介されているため、ハウスメーカーを決定する前に調べてみましょう。

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